【一軒家】防犯対策、何から始めたらいいの？おすすめのセキュリティシステムと費用を解説

一軒家に引っ越したけど、防犯対策は何から始めたら良いのかわからない…。

一軒家に引っ越したばかりのあなた。
家族や大切なものを守るために、防犯対策を検討しているのではないでしょうか。

でも防犯対策といってもいろいろあるので、どれから始めたら良いのかわからないですよね。

なので、一軒家の防犯対策の基本やおすすめのセキュリティシステムと費用など、わかりやすく解説しようと思います。

あなたに合った防犯対策を見つけて、安心して暮らせる家にしましょう。

一軒家は空き巣に狙われやすい？

一軒家は空き巣に狙われやすいと言えます。

警視庁の住まいる防犯110番によると、令和4年の侵入窃盗の発生場所別認知件数で、一戸建て住宅が33.0％と最も多く、次いで一般事務所が11.1％、生活環境営業（パチンコ店、ホテル、深夜飲食店など）が8.1%となっています。

一軒家が空き巣に狙われやすい理由は、以下のようなことが考えられます。

マンションやアパートは、一階の部屋を除いて窓が高い位置にあるため、侵入が難しい傾向があります。
また、オートロックの備わっているところも多いです。

一方、一軒家は玄関が1階にあるので、外部から侵入しやすいです。
また、防犯カメラや警報機器などのセキュリティ対策が不十分なことが多いため、狙われやすいのです。

だから一軒家にお住まいの方は、防犯対策対策をしっかりと行うことが大切です。

空き巣に狙われやすい一軒家の特徴

周囲に目隠しとなるようなものがある一軒家

空き巣は、周囲から家の中が見えにくい一軒家を好みます。
そのため、庭に高木や生垣がある、道路から家の間がガードレールなどで囲まれている、などの一軒家は、狙われやすいです。

一軒家の防犯対策を始める前に、まず確認しておくべきこと

自宅の防犯状況を把握する

自宅の防犯状況を把握するためには、玄関や窓などの出入り口の鍵の種類や状態、防犯グッズの設置状況などをチェックしましょう。
また、周囲の環境や近隣の治安状況なども確認しておくと、より効果的な防犯対策を検討することができます。

予算を決める

防犯対策には、それなりの費用がかかります。
そのため、予算を決めておくと、防犯対策の選択肢を絞ることができます。

家族の意見を聞く

防犯対策は、家族全員で協力して行うことが大切です。
そのため、家族の意見を聞きながら、防犯対策を検討しましょう。

これらのことを確認した上で、自宅に合った防犯対策を検討することが大切です。

具体的に、以下の対策を検討するとよいでしょう。

戸締まりの徹底は、空き巣対策の基本です。
特に、就寝時や外出時には、必ず戸締まりをするようにしましょう。

玄関や窓などの出入り口の鍵を強化したり、防犯ガラスを設置したりするなど、侵入防止対策を強化しましょう。

センサーライトや防犯カメラ、警報機などの防犯グッズを設置することで、空き巣の侵入を抑止することができます。

防犯対策は、複数の対策を組み合わせることで、より効果を発揮します。
単一の対策に頼るのではなく、複数の対策を組み合わせて、総合的な防犯対策をすることが大切です。

一軒家を狙う犯罪の種類と対策

一軒家を狙う犯罪の種類は、大きく分けて以下の3つに分けられます。

空き巣

不在の時に侵入して、金品や貴重品を盗む犯罪です。
空き巣は、人目につきにくい一軒家を好むため、周囲に目隠しとなるようなものがある一軒家や、道路から離れた一軒家は、狙われやすいです。

強盗

人に暴力や脅迫を加え、金品や貴重品を奪う犯罪です。
人や車の往来が多い場所でも、人が抵抗できないような状況に追い込んで犯行に及ぶこともあります。

放火

意図的に火をつけて、建物や物品を損壊する犯罪です。
復讐や怨恨などの感情から行われることが多く、一軒家だけでなく、マンションやアパートなども狙われます。

一軒家で狙われやすい場所は？

一軒家で狙われやすい場所は、以下のとおりです。

玄関

空き巣の侵入経路として最も多く利用されるのが玄関です。
玄関の鍵を強化したり、防犯ガラスを設置したりするなど、侵入防止対策を強化することが大切です。

窓

窓も空き巣の侵入経路としてよく利用されます。
特に2階や3階の窓は、人目につきにくいため狙われやすいです。
窓には、防犯ガラスや防犯フィルムを貼るなど、侵入防止対策を施しましょう。

勝手口

勝手口は、玄関や窓に比べて施錠が甘いことが多いため、狙われやすい場所です。
玄関や窓と同様に鍵を強化したり、防犯ガラスや防犯フィルムを貼ったりするなど、侵入防止対策を施しましょう。

ベランダ

屋根や物置などで覆われていて、人目につきにくいため、狙われやすいと言えます。
防犯カメラやセンサーライトを設置するなど、侵入を抑止する対策を施しましょう。

庭

庭に置いてある物置や資材などは、空き巣の足場になる恐れがあります。
なので庭の物置や資材などは、なるべく置かない、または足場とならないような配置をしてください。

一軒家を狙う犯罪は、人目につきにくい場所を狙う傾向があります。
このような場所も狙われやすいので気をつける必要があります。

一軒家で犯罪に遭わないためにも、これらの場所にも注意して、防犯対策を検討しましょう。

一軒家の防犯対策の基本

一軒家の防犯対策の基本は、以下のとおりです。

戸締まりの徹底は、空き巣対策の基本です。
就寝時や外出時には、必ず戸締まりをするようにしましょう。
また、窓や勝手口なども、必ず施錠するようにしましょう。

玄関や窓などの出入り口の鍵を強化したり、防犯ガラスを設置したりするなど、侵入防止対策を強化しましょう。
玄関や窓に防犯フィルムを貼るのも効果的です。

他、このような対策も検討されてはどうでしょうか。

センサーライトや防犯カメラ、警報機などの防犯グッズを設置することで、犯罪の抑止効果や被害の拡大防止につながります。

近隣住民と連携して、防犯パトロールを実施したり、見守りネットワークを構築したりするなど、地域ぐるみでの防犯対策を検討しましょう。

防犯に関する知識を身につけることで、犯罪に遭わないための心構えや、被害に遭った場合の対処法などを理解することができます。

一軒家で犯罪に遭わないためにも、日頃から防犯対策を心がけ、被害に遭わないための備えをしておくことが大切です。

その他の具体的な対策は、

などが挙げられます。
これらの対策を組み合わせることで、空き巣被害のリスクを軽減することができます。